大学から弓道を始めて「形は綺麗なのに中らない」と言われ続けた私が弓歴1年でインカレ出場を叶えた方法

大学から弓道を始め、「形は綺麗なのに何で中らないんだろうね」と言われ続けた私は、少し意識を変えるだけで、3ヶ月程で的中率が伸び始め、部内2年生で唯一インカレ(全日本学生弓道選手権大会)に出場しました。その時の経験を活かし、主に大学から弓道を始めた初心者の為に、射技向上のヒントや大学弓道についての情報を紹介します。

的中を上げるのに必要不可欠!「弓手を強くする」

んにちは!

 

今回は、よく中る人に共通する点として

代表的な弓手を強くする」という点に

注目していきたいと思います。

 

さて、ここで言う「強い弓手とは

どういうものなのか?

 

ズバリ、

弓の力に負けず、的方向に

押し切れる弓手

なのです。

 

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弓手はいわば矢の発射台ですよね。

つまり、発射台がブレなければ

間違いなく的中率は上がるのです。

 

逆に、

弓の力に負けてしまって、弓手

的方向に押し切れない

という状況になってしまうと、どうでしょう?

 

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そう、あなたのご想像通り、

矢は的から離れるだけでなく、

矢所も散ってしまいます。

 

も、弓道を始めて1年間

ひたすら妻手で引いていたので

弓手がブレることが多く、

的中が安定しませんでした。

 

しかし、2年生になってすぐの頃、

ある方法を実施することで弓手が強くなり、

的中が7割近く出るようになりました。

 

 

弓手が押せない

的中が上がらない

 

というあなたは、

次の方法を実施してみてください。

 

目通りを過ぎた頃、弓手の肘から中指にかけての筋を

意識して的方向に伸びる。

 

で伸びている間、

弓手の肘を意識している人は

意外と少ないと思います。

 

そこで、いま、腕を伸ばして

そのまま肘を内側にぐっと張ってみてください。

 

肩から肘にかけての下側の筋肉(上腕三頭筋)

を使っている感覚が分かると思います。

 

その筋肉で、弓の負荷に耐えるのがミソです。

 

あとは、そのまま真っ直ぐ的方向に押すために

肘から中指にかけての筋を意識します。

いわゆる、中押しの状態に近づけるのです。

 

中押しに関しては、

次回の「手の内」の記事で

詳しく触れていこうと思います。

 

今回の記事を読んで

弓手の肘を意識していなかったあなたは

すぐに意識して引いてみてください。

 

 

今回も最後まで読んでいただき

ありがとうございました!