「弓手肩が抜ける」解決法 正面打起し編
こんにちは!
今回は、弓手肩抜けの解決方法について
お話ししたいと思います。
前の記事でお話しした通り、「肩が抜ける」とは
肩の骨が上手くはまっていない状態
です。
前から見た時に、
左側の肩が背中方向に沈んでいる
後ろから見た時に、
左側の肩甲骨がボコっと出ている
この様になっていると、
弓手肩が抜けている状態である事が多いです。
弓手肩が抜けると、
・肩線が左後ろ右前にずれ、矢が後ろに飛びやすい
・肩の支えが不安定なので弓の負荷に耐えにくく
弓を押し切れない(矢は下に飛びやすい)
というデメリットがあります。
しかし、3つのポイントを意識するだけで
劇的に肩が抜けにくくなります。
①大三で弓手を斜め前方向に押し出す
大三をとる時、ただ開くだけではなく
左肩の関節を伸ばす様にして、
斜め前方向にぐっと押し出します。
少しでも左肩が身体の後ろ側に寄りすぎると、
そのまま肩が抜けてしまう可能性があります。
②肩を大三の位置から変えない
大三で決めた肩の位置をキープする事で、
肩が身体の後ろ側に寄りすぎる事を防げます。
③肩の延長線上に肘と拳を合わせる
大三で決めた肩の延長線上に向かって
肘と拳を持っていきます。
以上の3つのポイントを意識出来ると、
弓手肩が安定し、弓の負荷に耐えやすく
矢所も安定する様になります。
弓手肩が抜ける事に悩んでいるあなたは
今すぐこの方法を試してみて下さい!
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました!