「胴造り」を安定させたいあなたへ
こんにちは!
弓道に於いて、「胴造り」は
射を安定させるために非常に大切です。
胴造りには5つの種類があるとされています。
反る胴(そるどう):上半身が後方へ反るもの
屈む胴(かがむどう):上半身が前にかがむもの
懸る胴(かかるどう):体が的の方に傾くもの
退く胴(のくどう):体が右に傾くもの
中胴(ちゅうどう):中立で体の重心の最も安定したもの
さて、この中で正しいとされる胴造りは
中胴であるのですが、
「引いていくうちに重心がブレてしまう…」
なんてこと、ありませんか?
これからお伝えする二点を意識するだけで
重心がブレにくくなり、胴造りが安定します。
まず、正しい重心の位置は、
母指球(ぼしきゅう)の辺りです。
足の、親指の付け根のことですね。
ここに、体重を乗せてください。
次に、物見です。
物見は、的を見るだけの動作ではありません。
しっかりと物見を入れると、
首筋が伸びる感覚があると思います。
また、ここで顔が照らない(弓から顔が遠くならない)様に気を付けてください。
あなたの
今までの胴造りを振り返ってみて
以上の二点を意識していなかったなら
今すぐに
「母指球に体重を乗せる」
「物見で首筋を伸ばす」
という点を意識しましょう!
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!